横浜市ではこのほど「幅広い世代が自転車を正しく使って快適に過ごせるまち」を目指し、初となる自転車総合計画を策定した。期間は今年度から概ね10年で、自転車を取り巻く環境の変化に対応するため、概ね5年後をめどに見直しを検討している。
「手軽で便利、健康的で環境にも優しい」とニーズが高まっている自転車だが、一方で交通ルールやマナーなど課題も多い。計画では『まもる、はしる、とめる、いかす』の4つをテーマに、施策の方向性と具体化に向けた考え方を示している。
またこの計画の関心を高めるため、道路局では愛称を募集した。265件のうち大賞となる『快適サイクルプラン横浜』を選定し、これに「一人ひとりの市民とともに進めていく」という願いを込めて、『みんなの快適サイクルプラン横浜』とした。
大賞に選ばれた丹羽剛さん(西区在住)には、中島泰雄局長から賞品が贈られ、「まさか自分が大賞を取るとは思っていませんでしたが、うれしいです。スポーツタイプの自転車で走っていますが、自転車通行空間の整備に期待しつつルールを守って、自転車ライフを楽しみたいと思います」とコメントした。
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