消防隊員が救助技術を競う消防訓練会の県大会が6月に行われ、保土ケ谷消防署(平中隆署長)の署員13人が陸上と水上の部5種目で好成績をおさめた。7月13日に厚木市の県消防学校で行われる「第45回消防救助技術関東地区指導会」に県代表として出場する。
同指導会は、消防救助活動に不可欠な体力や精神力、技術力を養うとともに、基礎訓練や連携訓練を通じて救助隊員の育成、スキルアップを図ることを目的に毎年実施されている。
関東大会には、全国大会出場をかけて関東地区1都9県から約650人の救助隊員が一堂に会する。横浜市消防局からは25人が出場し、保土ケ谷署からは半数を占める13人の先鋭たちが選出された。
陸上の部に出場するのは、西谷特別救助隊の小川直哉さん、伊藤正人さん、森野亮二さん、早川大貴さん、渡辺健二さんの5人。5人1組で塔上からロープを使い救助する「引揚救助」でチームの指揮を執る小川さんは「全国大会出場に向け日頃の訓練の成果を発揮し、地域住民の皆さんに”安心・安全”を実感していただけるよう精進していきたい」と話した。
水上の部に出場するのは、今井消防隊の村田利樹さん、辻脇慧さん、平井順也さん、権太坂救助隊の北島雄介さん、松野裕介さん、程島弘成さん、北川一政さん、保土ケ谷消防署警防1課の磯部奈緒美さんの8人。
3人1組でロープを使い救助する「人命救助」、3人1組で水中で3種のロープ結索を競う「水中結索」、水難救助の基本的な泳法を競う「基本泳法」、2人1組で溺者を救助する「溺者搬送」の4種目を競う。水上の部へ出場する署員らは「昨年全国大会を逃した悔しさをバネに今年2月から訓練を積み重ねてきた。一丸となって全国大会目指したい」と意気込む。
今大会で優秀な成績を収めた場合、8月の全国大会への出場権が得られる。
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