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保土ケ谷区版 公開:2016年7月21日 エリアトップへ

横浜保土ケ谷ライオンズクラブの会長に就いた 中村 克明さん 峰岡町在住 72歳

公開:2016年7月21日

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柔軟な発想で活性化図る

 ○…1966年3月29日にライオンズクラブ国際協会から認証を受け、正式に発足した横浜保土ケ谷ライオンズクラブ。その長いクラブの歴史上、初となる2度目の会長就任。12年前の会長経験を活かし、万感の思いを込めて決めたという今年のテーマ「共に創ろう奉仕の世界と活気あるクラブを」を掲げ、奔走する。「いかに地域貢献できるかを考えていきたい」と真剣な眼差しで語る。

 ○…小中学校で行う薬物乱用防止キャンペーンや献眼・献腎のドナー募集など「これまでの伝統的な活動も地道に継続していきたい」。同時にクラブ活性化も狙い、「集会時などに会員に一人15分ほど自身のことを自由に話す時間を設けてみてはどうか」とアイディアは尽きない。情報共有することで、”互いに刺激を受ける関係づくり”を目指す。「人は見た目じゃなく、色んな素晴らしい一面を隠し持っている。それを引き出していきたい」

 ○…峰岡町で生まれ育ち、峯小学校、宮田中学校、桜丘高校の出身。「父は峯小のPTA会長だったんですよ」と懐かしむ。体が弱かった小学生時代、体育を休んだ日は校舎の天井裏に潜り込み、隣の教室の授業を覗く「いたずらっ子だった」。そんな生まれ育った地域で奉仕活動をしようと、50歳でクラブに入会。クラブや会社へ向かう途中、母校に通う小学生を見かけると、「自分もこんなことがあったと童心に返り、心が落ち着く」と微笑む。

 ○…自身の価値観を変えたのは、アメリカで法人会社の創設に携わった28歳の時。広大な土地に圧倒されながらも「なんとかなるだろう」と前向きに奮闘した。タイムカードを切るために終業時間前にできる行列や考え方の違いを「日本じゃありえない。おもしろいと思った」。海外に住む親戚とはつい英語で会話が弾み、「女房には嫌がられる」と苦笑い。寛容な人柄と柔軟な発想で、地域のため邁進する。

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