帷子川に架かる4つの橋に設置されていた金属製の橋名板や橋歴半が何者かにより盗まれる事件が発生した。管轄する市道路局では被害のない橋の名板について、ボルトのネジ山を潰すなど盗難防止対策を順次講じていくとしている。
県西部で橋名板の盗難が相次ぐ中、6月末に戸塚区内で同様の盗難が発覚したことを受け、市道路局は管理する橋りょうと歩道橋2092カ所を調査。保土ケ谷区内では157の橋が対象となったが、帷子川の星川から天王町にかけて約1・3Kmの区間に架かる14の橋のうち、「すみれウォーク」「星川橋」「古町橋」「天王橋」の4カ所で盗難被害が確認された。
通常、1つの橋に橋名や川名など4つの板が設置されているが、今回は4カ所とも盗難被害にあったのは1枚。「古町橋」では橋名の由来や歴史が記された板が取り外されていたという。
板は縦60cm・横20cm・厚さ1cmほどで重さは3kg程度。ボルトで取り付けられていたが、担当者によるとボルトは市販されている一般的な工具で取り外すことが可能だという。
市域では保土ケ谷のほか戸塚や栄、泉、瀬谷の4区でも同様の被害が確認されている。総数は35枚で被害額は180万円ほどになる。
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