岩間市民プラザでこのほど、夏休み中の小学生を対象とした日本舞踊を学ぶワーショップが開かれ、最終日には稽古の成果を披露する発表会が行われた=写真。区内に暮らす日本舞踊家・藤間恵都子さんが講師を務めたこの企画は「柔軟な感性をもった少年期に日本文化に触れてもらおう」と8年程前から定期開催されている。
25人が参加した今回のワークッショップは、浴衣の着方や作法からスタート。「ヤットン拍子」と呼ばれる日本舞踊の基本動作などの稽古を3日間にわたり重ね、最終日の発表会で子どもたちは自分で浴衣を着ると凛とした佇まいで演目「藤の花」を披露。会場の保護者たちを驚かせた。
参加者のひとり、斎藤眞子さん(7)は「緊張した。浴衣は帯を結うのが難しかったけど自分で着ることができた」と満足気に話した。藤間さんは「日本の伝統文化は師を見習い、真似て覚えるため集中力が養える。自国の文化に触れる体験が、子どもたちの将来に役立てば」と話していた。
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