西谷中学校を卒業し荏田高校(都筑区)に進んだ双子の姉妹・久保田みずきさん(3年)=写真左=、かえでさん(同)=同右=が12月25日(日)に京都府内で行われる「女子第28回全国高等学校駅伝競走大会」に出場する。
2人は中学時代から800mや1500mなどトラック競技を中心に活躍し、陸上名門校に進学。ハイレベルな仲間と共にトレーニングを重ねてきた。過去9度、全国大会に出場している名門で姉のみずきさんは1年時から、妹のかえでさんは怪我の影響もあり2年時から主戦としてチームをけん引。昨年は2人そろって全国大会のメンバー入りを果たし、姉妹での襷リレーも期待されたが、京都路を駆け抜けたのは姉のみだった。
3年生となり2人が揃って都大路を駆け抜けるには、ラストチャンスとなる今年の予選会「第33回神奈川県高等学校駅伝競走大会」は11月に山北町の丹沢湖周辺で行われた。
1区にエントリーされたかえでさんが2位で襷を次走者にリレーするとチームは3区でトップに立った。アンカーとなる5区を任されたみずきさんは、区間賞の快走を見せ2位との差を広げてゴールテープを切り、4年連続10度目となる全国大会出場を決めた。
2人で走る最後のチャンス
指導する内藤篤史監督は「2人とも切磋琢磨してチームを支えている。姉は負けん気が強く、闘志むき出しで走る。全国大会ではレースを左右する1区を任せたい。妹は相手のペースに振り回されない選手。自分でペースを組み立てられる強さがある」とそれぞれを高く評価している。
3年生となり高校生活の集大成となる檜舞台を前に、みずきさんは「昨年は緊張もあって自分の力を出すことができなかった。目標の8位に向けて自分の走りをしたい」、かえでさんは「昨年はメンバー入りしたが走っていないので、初めての全国の舞台で最後のチャンス。前だけを見て走りたい」とそれぞれ抱負を語った。
大会は西京極総合運動公園陸上競技場を発着点に午前10時20分に号砲。NHK総合テレビで午前10時5分から生放送される。
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