今年も残りわずか――。タウンニュースでは今年も1年間、保土ケ谷の細かな話題を数多く報じてきた。年内最後の発行となる今週号では、紙面を通じて保土ケ谷のこの1年を振り返ってみた。
◆1月
縁起物の「宝船」が話題
JA横浜保土ケ谷支店に野菜を満載し五穀豊穣への願いが込められた正月の縁起物「宝船」が登場し話題を呼んだ。重さは300kgで2mほどの木製の船には川島や西谷地区で収穫された白菜やニンジン、ジャガイモ、紫ダイコンなど23品目が盛り込まれ、ネギで帆を見立てた。
雪で立ち往生など出る
1月18日未明から降り始めた雪の影響で川島町や仏向町などで明け方にかけて車両が立ち往生するなどの被害が出た。上菅田町ではスリップ事故も発生。星川小学校では長さ5mほどの鋼管ポールが風雪の影響で倒れたが、人的な被害はなかった。
◆2月
ほどがや弁当が完成
保土ケ谷産の旬の野菜を使った「ほどがや弁当」が完成しお披露目された。まちづくり団体「ほどがや・人・まち・文化振興会」の朝市街道部会を中心に企画された取り組みで、地産地消を掲げ検討を進めること1年。地元の野菜4種類を使ったおかず8品が入った弁当が話題になった。
◆3月
天王町が「アド街」に
テレビ東京の人気番組「出没!アド街ック天国」で天王町界隈がクローズアップされた。
自宅で吊るし雛展示
仏向町に暮らす山本スエさんが自宅の一室に吊るし雛を展示しギャラリーとして開放。部屋を鮮やかに彩った吊るし雛は15年以上前から少しずつ製作してきたもの。
◆4月
「駐在さんありがとう」
川島町で8年間にわたり「駐在さん」として地域の治安を守り続けた雪野博文さんに川島原連合会が感謝状を贈った。「子どものころからの憧れだった」という「駐在さん」になることを希望し、川島駐在所に8年前に着任。家族3人で駐在生活を送った。
◆5月
モノレールの愛称決まる
狩場町の育生会横浜病院のモノレールの愛称が「ごんたん」に決まった。権太坂にちなんだ名前で、公募に153作品が寄せられていた。
◆6月
やり投げで世界大会へ
常盤台の市立ろう特別支援学校を今春に卒業した川口穂菜美さんが「世界ろう者陸上競技選手権大会」の女子やり投げに初出場した。
◆7月
交番に花咲かせ20年
岡沢町交番脇の花壇を20年ほど前から手入れし、四季折々の花々を咲かせてきた東瀬シメさんに保土ケ谷署が感謝状を贈った。「花で町を明るくすることができれば」と夫の介護の合間を見て、ゴミが溢れていた土地を整備してきた。
五輪選手が母校訪問
星川に暮らす陸上・三段跳びの選手で今夏のリオ五輪出場が決まっていた長谷川大悟さんが母校・仏向小学校を訪問。壮行会では「できないことは恥ずかしいことではない。出来ないことを怖がらずにチャレンジし続ける、そして支えてくれる周りの人に感謝することで五輪に出ることもできることを知ってほしい」と話した。
◆8月
国大生が国際協力
横浜国立大学の学生らがインターネットを通じて出資者を集う仕組みを使い、南米・パラグアイ共和国で進める学校建設資金を集める運動を展開した。
東部方面線、開業を延期
都心直結へ向け整備が進められている「神奈川東部方面線事業」で用地取得の難航などを理由に開業時期の延期が発表された。都心直結は2022年度後半にずれ込むことになった。
◆9月
区内に道志村PR拠点
洪福寺松原商店街内に横浜市の水源を抱える山梨県道志村のアンテナショップがオープン。同村の名産品や農産物などを販売するほか、移住定住に向けた情報を提供するコーナーも開設されている。
◆10月
KAI選手が凱旋試合
桜丘高校出身のプロレスラー・KAI選手が保土ケ谷スポーツセンターで凱旋試合を行った。会場には1200人が詰めかけ、熱い戦いに声援を送った。
◆11月
スリッパ卓球大会が盛況
9月から区内各地で開かれてきた「全ほどスリッパ卓球選手権大会」の予選会上位入賞者が集った頂上決戦大会が和田町で催され、川島町在住の会社員・森山泰年さんがスリッパとは思えないラケット捌きを見せ、136人の頂点に立った。
◆12月
規格外品など無償提供
仏向町の食肉加工業者「日本ウインナー(株)」が生活困窮者などに食材を無償で提供する取り組みに関し、区社会福祉協議会と合意書を交わした。加熱食肉製品のうち、成形過程で発生する切り落としなどを提供する。
|
<PR>
保土ケ谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>