県立保土ケ谷公園でこのほど、デジタルカメラで天体写真の撮影を体験する催しが行われた。
これは、同公園で開催中の桜丘高校の部活動による合同展示発表会「桜高WEEK!」の一環。この日は、地域住民ら18人が参加し、15年以上天文部の顧問経験がある同校の古屋好祥副校長が講師を務めた。
横浜の空で目視できる星の明るさは4等星ほどだが、デジタルカメラで撮影すると9・3等星まで映ることを紹介。星は1時間で15度ずつ回転するため、カメラを固定して撮影すると星の軌跡が曲線を描き、日周運動を撮ることができるという。
撮影は、園内サッカー場の観客席で開始。持参した三脚でオリオン座など目当ての星座の方角にカメラを固定し、リモコンで4秒おきにシャッターを切り、1時間ほど撮影を続けた。
撮影した写真はパソコンの無料ソフトで1枚に合成し、画像処理について解説。できあがった写真は、同公園内のギャラリーコーエンにて展示されるという。参加者からは「初めてだったが、簡単に綺麗に撮れた。自宅でも撮ってみたい」といった声があがった。
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