バス内での事件を想定した訓練が先ごろ、横浜市交通局保土ケ谷営業所で行われた。
保土ケ谷警察署が主体となり、同営業所、保土ケ谷消防署の3機関が、有事の際の危機管理意識の向上、総合力の発揮、情報共有や連絡関係の見直しなどを目的に、初めて合同での訓練を行った。
走行中のバス内で乗客の男女間でトラブルが発生したと設定。男が凶器で刺傷しようとし女性を人質に。運転手が無線で連絡し、営業所が110番通報。バスの電子板には「緊急事態発生」と表示し、非常事態を知らせた。検問の警官がバスを停め、運転手がドアを開けると女性はすきをみてバスから飛び出し、署員が救出。男性は警官に取り押さえられ逮捕された。
引き続き、オリンピック・パラリンピックに向けたテロ対策の訓練も実施。バスの車内から不審物が発見され、発火したため消防署員が消火した。
保土ケ谷警察署では、「スムーズに訓練を行うことができた。オリンピック・パラリンピックに向けても意思統一が図れた」と話している。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>