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保土ケ谷区版 公開:2017年4月13日 エリアトップへ

保土ケ谷消防署の署長に就任した 宮代 徹さん 瀬谷区在住 57歳

公開:2017年4月13日

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連携と組織力で

 ○…「明るくてみんなで頑張ろうという雰囲気がある風通しの良い職場」とは、保土ケ谷消防署の第一印象。隣の市消防局にも勤務経験があり、5階の窓から訓練の様子が見えた。「熱心に訓練をやっているなぁという印象がある」とも。瀬谷区で生まれ育ち現在も瀬谷区在住。「小さい時からどこにいくにも相鉄線。保土ケ谷を通ってきたから、とてもなじみ深い場所」とほほ笑んだ。

 ○…これまで予防や危機管理に携わることが多かったが、前任地は戸塚にある消防訓練センターの教育課長。新採用の職員に基礎知識や技術を習得させる場で、47期と48期生を担当した。保土ケ谷にも教え子が9人勤務している。人材育成で大切にしていたのは「アクティブラーニング」。「上から言われたことだけでなく自分で考えられる人間に。ここでも意識していきたい」と意気込む。

 ○…学生時代はアイスホッケーに夢中になった。高校には部活がなかったのでグランドホッケー部に所属したが、インターハイ出場経験も。その魅力は「スピード感と組織力」と言い、「一人の力では勝てなくても、フォーメーションを決めて攻めていけば勝てる。連携が大事」と説明する。ケガをして引退したが、子どもたちの育成にも携わり、三姉妹の長女も一緒にプレーした。「自分がやりたいから、付き合わせたような感じ」とおもわず苦笑い。今は5時に起き愛犬の散歩が日課。「自分で声をかけて起こしてくるんだよ」と思わず目尻が下がる。

 ○…署員を前にした挨拶では、「課の垣根を取り外し、横断的に仕事を手伝うこと。既成概念にとらわれず一歩踏み込んでやってみること」と語った。「そのためには自分が率先してやっていきたい」と思いは強い。区制90周年にも触れ「オール保土ケ谷で取り組みたい。お手伝いできたら」と意欲的。アイスホッケーで学んだ連携、組織力で署を引っ張っていく。

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