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保土ケ谷区版 公開:2017年4月27日 エリアトップへ

神奈川県警察柔道剣道大会柔道の部で四連覇に貢献した 今野 圭次郎さん 保土ケ谷警察署勤務 34歳

公開:2017年4月27日

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負けた相手に勝つ魅力

 ○…「嬉しいというより、ほっとしたと言うか。優勝して当たり前という雰囲気もあったので」と、思わず本音が漏れる。県警察柔道剣道大会柔道の部で、保土ケ谷警察署は四連覇を達成。初戦から決勝まで次鋒として出場し、準決勝まですべて一本勝ちした。決勝の磯子署は先鋒次鋒に実力者を配置。「先に二勝して流れを作り優勝しようと、一本を取りに来ているなと感じていた。先鋒も引き分けたので負けるわけにはいかなかった」と振り返り、結果引き分けた。その後の三人が勝ち、優勝が決まった。

 ○…メンバーの異動がある中での四連覇。チームワークの秘訣を聞くと、「指導をしながら選手でもある高部喜之助教が、自ら率先して動き、チームを引っ張ってくれるから」と分析する。大会には、署長をはじめ、休みの署員、24時間勤務が明けた署員などたくさん駆けつけ、「応援が本当にすごいんですよ」と仲間への感謝がにじみ出る。

 ○…川崎生まれの横浜育ち。中学生のときに「警察官になりたい」と母親に話したら、「柔道を習った方がいいから」と母親自ら道場を探し通い始めた。高校進学後は柔道部に入部。「勝ちたいと負けたくないは違うんだ」という恩師の言葉が今も胸に刻まれている。柔道部のメンバーと相撲の大会にも出場し、2年連続インターハイに出場したことも。現在も身長182cm、体重95kgと大柄ではあるが、「全国の相撲の選手は、身体が大きすぎてかないませんでした」と苦笑い。男の子二人の父親でもあり「いつか柔道をやってほしい」との思いも。

 ○…地域第二課の巡査部長として街の治安を守りながら、短時間の集中型という練習をこなす日々。柔道の魅力は「一度負けた相手に勝ったとき」と話しながらも、「やめたいと思ったことを何度も乗り越えた」とも。「これまで五連覇したところはないから、達成したい」と早くも次の大会へ意欲的だ。

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