神奈川県空調衛生工業会(有井清会長)では8月25日、技術系高等学校の若手教員20人を対象にした現場研修見学会を開催した。昨年に続き2回目の実施で、今回の会場となったのは、藤沢市新庁舎の建設工事現場。新棟の建築工事と空調や衛生設備関係工事を見学した。
神奈川県高等学校教科研究会建設工芸専門部からの依頼で実施されているもので、「実際に現場を肌で感じ、知識や理解を深めながら、生徒に夢や魅力を語ってほしい」との同会の思いを込め実現したもの。当日は、建設工事事務所責任者による施設や現場の概要、施工の特性などの説明を受けた後、電気室や、議場、展望ロビー、機械室、熱源機械室など説明を聞きながら見学した。
教員からは「津波対策はどのようにおこなっているか」「熱中症対策など作業員の健康管理にどう気を付けているのか」「施工確認や進捗管理などの情報共有はITを使いどのように効率化しているのか」などの質問が挙がっていた。
同会は「産学連携による教員の現場経験や理解を高めていくうえでの大切な人材育成の一環。お互いに今後も継続したいと話している」と今後に意欲を示した。
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