保土ケ谷産のジャガイモを使い醸造された地場焼酎「四百年の夢(おもい)」の新酒が出来上がり10月11日、区内のレストランで試飲会が開かれた。
明治から昭和にかけてジャガイモの種芋産地として全国的に名をはせた保土ケ谷の歴史を、多くの区民に知ってもらうきっかけになればと区制80周年の記念事業として、2006年に誕生した地場焼酎づくりは今年12年目を迎えた。
川島町などの農家が栽培した「キタアカリ」約900kgを7月に鹿児島県内の酒造メーカーに運び込み、醸造された今年の新酒を口にした「ほどじゃが焼酎の会」の金子宣治さんは「今年の新酒はとてもまろやかな仕上がり。においが少なく品のある味になっている。保土ケ谷の歴史をつないでいくためにも、この焼酎を文字ではなくモノとして残していきたい」と話した。
この日、会場では焼酎の原料となっているキタアカリを使った揚げたてのコロッケなども用意され、関係者ら40人ほどが保土ケ谷の地場産品を楽しんでいた。
「四百年の夢(おもい)」は720ミリリットル(1550円)と300ミリリットル(980円)瓶の2種類が用意され、「横浜小売酒販組合保土ケ谷区支所」に加盟する酒販店や相鉄ローゼン、横浜そごうで購入できる。
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