今井町にある「デイサービス虹」(矢部恵一所長)で10月28日、利用者が2011年の開所以来初めて100歳を迎えたことを祝う会が開かれた。
今井町に暮らす菅野フジミさんと法泉在住の小林綾子さんの「百寿」を祝おうとこの日の祝宴には利用者や家族ら関係者およそ20人が参加。矢部所長と2人が暮らす地域の自治会長がお祝いの言葉を送った後、施設スタッフが2人が生まれた1917(大正6)年から現在まで100年間の歴史上の出来事などをまとめた手作りの年表を広げ、2人の人生におけるエピソードを交えながら紹介した。
他人に頼らず自分で
菅野さんはこれまで大きな病気を患ったことはなく、現在も自宅周辺の散歩を日課としている。「他人に頼ることなく、自分でやれることは自分でやることが大事」と長寿の秘訣を語ると、今でもカラオケをたしなんでいる小林さんも深く頷き同調した。参加者から2人に手を振られると笑顔で手を振って応え、祝宴は和やかな空気に包まれた。
矢部所長は「開所から6年、100歳となった2人を迎えられたことは本当に嬉しい。100歳を迎えられても自力で歩いて食べられることはすごいことだ」と喜んだ。
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