振り込め詐欺を未然に防いだとして、さきごろ横浜西谷郵便局と横浜上星川郵便局が、保土ケ谷警察署(森元博署長)から感謝状を贈られた。
西谷郵便局では10月31日、「400万円をおろしたい」といった高齢の女性がその用途を説明しなかったため、オレオレ詐欺を疑い警察に通報。詳しい話を聞くと、前日に長男を名乗る犯人から「女性を妊娠させたので示談金が必要。弁護士から電話があるのでお金を用意してほしい」と電話があり、弁護士から言われた100万円を用意し手渡した。一夜明け再び「400万円の示談金を」との電話があり、郵便局を訪れたところだった。
上星川郵便局では11月9日、「定期を解約したい」と高齢の女性が訪れ、使い道を聞いたら、話が二転三転するなど、混乱している様子だったことから、警察に通報。息子を名乗る犯人から「カバンをなくした」という電話があるオレオレ詐欺で、200万円を用意しようとしていた。
振り込め詐欺は例年年末にかけ増加する傾向にあり、同署では高齢者宅を一軒一軒回るなど、一層の注意喚起を行っている。一番の撃退方法は、「留守番電話に設定し、電話に出ないこと」と言い、「振り込め詐欺は、電話に出てしまったらダメ。犯人は留守電には残さないので、留守電を聞いて大事な要件だけかけ直し、留守電に抵抗があるなら、最初に音声が流れる録音機を設置してほしい」と呼びかけている。
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