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介護疲れ防ぐ、レスパイト入院 「頑張りすぎなくていいんですよ」
急性期医療を終えた後、すぐに在宅や施設へ移行するのには不安のある人に対し、医学的管理、看護、リハビリなどを行い、自宅や居住系介護施設などへの復帰に向けた準備を行う地域包括病床を開設している狩場町の育生会横浜病院では、在宅で療養している患者の家族を支える体制を整えている。
そのひとつが「レスパイト入院」という医療サービス。レスパイトとは「一時休止」「休息」「息抜き」を意味し、在宅介護などで同居者が日々の介護に疲れ、限界を超え、介護不能となることを予防することを目的に、同院では1、2週間程、患者を受け入れている。
「介護をする家族は頑張りすぎなくていいんですよ。介護はどうしても生活のリズムが崩れ、ストレスがかかります。時々、リフレッシュすることが長い目で見たときには『いい介護』につながります」。同院の長堀優院長はそう話す。
「レスパイト入院」の存在はまだまだ、知られていないが、高齢者のみの世帯での老々介護に限界を感じた同居者や遠方に暮らす家族などから依頼が寄せられるケースが徐々に増え、その多くが、定期的な利用者となっているという。今後さらに加速する高齢化社会。介護者が心身ともに元気でいるためには、適度な「休息」は必要不可欠だ。
取材協力/育生会横浜病院
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こどもタウンニュースよこはま版4月8日 |
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