保土ケ谷区版 掲載号:2018年1月4日号
  • googleplus
  • LINE

神奈川県美化運動推進功労者表彰を受賞した 塩川 藤吉さん 藤塚町在住 72歳

難しい花ほど愛おしく

 ○…1999年のほどがや花の街推進連絡会の設立当初から委員として、区民を対象にしたセミナーの講師を務め、小中学校での講習会や、区役所・公園の花壇の整備に携わるなど、地域住民の美化意識向上と、街の緑化推進に大きく貢献したとして、このほど神奈川県美化運動推進功労者を受賞した。「専門家に参加してもらいたいと言われて続けてきただけ、たいそうなことはしていない」と謙遜するが、20年近く縁の下の力持ちとなってきた。「保土ケ谷は四季豊か。起伏が激しい土地だけど、地形をうまく利用してきれいに草花も飾る家も多い」と花の街を誇りに思う。

 ○…当初の活動は、自治会への出前セミナーで花壇や寄せ植えの作り方を教えた。また区制90周年を花いっぱいにしようと、区内全小中学校に球根を配布したときには、数校に直接出向き児童や生徒に育て方を伝授した。「男の子が結構一生懸命に楽しそうにやっているね」と微笑ましく思う。

 ○…生まれも育ちも藤塚町。雑木林が多く昆虫採集が楽しかった幼少期。「西谷浄水場のあたりまで昆虫を探していた」とも。祖父が起こした花卉栽培農家の塩川花風園の3代目であり、高校卒業してからこの道一本。「花は好き、なんでも作りたい」と言い、好きな花をどれか一つは選べない。「花は一つ一つ性質が違うでしょ。難しいほど面白いんだよね」と語る目は職人そのもの。雲一つない冬空を眺めながら、「こうやっていつも天気を気にしてさ」と言い、「台風と雪は本当に嫌」と笑った。

 ○…特に生育期間が長いシクラメンは、「夏場は熱がりだけと肥料は欲しがるの。手が抜けないんだよね」とまるでわがままな子を育てる愛おしさを感じるような言い方。50年以上この仕事を続けても「毎年毎年こうすればよかったなって後悔する部分がある。そして来年はこうしようって思う」と、仕事の原動力がここにある。

保土ケ谷区版の人物風土記最新6件

山谷 朋彦さん

5月に横浜建設業協会会長に就任した

山谷 朋彦さん

6月21日号

宇積 常道さん

70周年を迎えた保土ケ谷料飲喫茶協同組合の理事長を務める

宇積 常道さん

6月14日号

河原 佳文さん

「市沢・仏向の谷戸に親しむ会」の観察会担当として長年にわたり活動を支える

河原 佳文さん

6月7日号

高部 喜之さん

県警柔道・剣道大会の柔道の部で警察署として初の5連覇達成に貢献した

高部 喜之さん

5月31日号

飯田 達郎さん

横浜公演が開幕した劇団四季『ノートルダムの鐘』の主役の一人を務める

飯田 達郎さん

5月24日号

鈴木 佐知さん

7代目「横浜スカーフ親善大使」に選ばれた

鈴木 佐知さん

5月17日号

保土ケ谷区版の関連リンク

あっとほーむデスク

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

工作で環境考える

参加者募集

工作で環境考える

8月4日、公会堂で

8月4日

保土ケ谷区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 歯の表面のお話

    保土ケ谷歯科医師会連載コラム(31)あなたの街の歯医者さんが教えます―

    歯の表面のお話

    たかえす歯科医院 高江洲 慶 

    6月14日号

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2018年6月21日号

お問い合わせ

外部リンク