1月10日の『110番の日』をPRするキャンペーンが8日、イオン天王町店で開催され、西谷中学校柔道部2年生の萩原聖之介さんが、保土ケ谷警察署の一日署長を務めた。
萩原さんも地域課の署員とともに110番をかけるときの要点として、「事件か事故か、いつどこで起きたか、住所がわからなければ交差点や公共の建物を目印に、犯人をみたか、けが人がいるかを伝えてほしい」などと紹介。森元博署長は、「平成15年には約3500件あった犯罪が、昨年は1000件を下回った。不要不急のものは警察署の電話番号に、それ以外は110番を遠慮なく使ってほしい」と話した。萩原さんは、先日の市大会で県大会進出を決め、「県大会でベスト8を目指したい。今年は柔道も勉強も頑張りたい」と今年の抱負も語った。
また会場では、同校の吹奏楽部も演奏を披露。観客のアンコールにも応え、5曲を演奏した。
合同練習も
一日署長の縁をきっかけに、同署では昨年末「武道を通じた触れ合いを」と西谷中学校の柔道部員9人を招き、合同練習を開催した。
柔道高段者の署員と柔道
副主席師範による指導のもと、打ち込み、乱取り、技の説明など、基本を中心に練習。その後の懇親会では、練習を組んだ署員が具体的にアドバイスしたほか、柔道を続けてよかったこと、警察官になった理由などを語り、部員たちは熱心に聞いていたという。
同校柔道部の佐々木太一顧問は、「高校生と練習する機会はあるけれど、社会人はめったにない。とても貴重な体験になった」と話した。
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