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振込め阻止に感謝状 昨年は50件、約8350万円の被害

社会

掲載号:2018年1月18日号

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桜ヶ丘郵便局(上)と城南信金上星川支店
桜ヶ丘郵便局(上)と城南信金上星川支店

 振込め詐欺を未然に防いだとして保土ケ谷警察署(森元博署長)はさきごろ、金融機関3カ所に感謝状を贈呈した。

孫と思い込み

 桜ヶ丘郵便局では11月30日、「定期を解約したい」と訪れた80代の女性の言動を不審に思い話を聞いたところ、男から「アルバイト先の書類をどこかに置き忘れ400万円の振込みができない、上司の母が200万円立て替えるので自分も200万円を用意する必要がある。その一部80万円を用意してほしい」と言われ、口調から孫だと思い、郵便局を訪れたという。局員が振込め詐欺を疑い、警察に通報した。

おいを名乗って

 城南信用金庫上星川支店では12月1日、70代の女性が「孫の奨学金を立て替えるために500万円おろしたい」と窓口に訪れた。100万円を超える引き出しのため署員が現場に行き詳しい事情を聴いたら、朝においを語る男から、「俺だけど誰にも言わないで。カバンをトイレに置いてきてなくした。おばさんの家を連絡先にしている」と電話があり、その後警察の遺失物センターを名乗るところから「カバンが届いているので、住所、名前と連絡先を教えてほしい」と言われたという。その後またおいを名乗る男から電話があり、「会社に500万円の損失が出た。明日返すから今日立て替えてほしい」と言い、銀行には奨学金というように指示されたという。その後確認し振込め詐欺だとわかった。

バッグをなくして

 横浜信用金庫保土ヶ谷支店では12月13日、長男を名乗る男から「バッグを公園に置いてきて、なくした。600万が必要で用意してほしい」と言われた70代の女性がお金をおろそうとし、行員には「お兄さんに600万円を渡さなくてはいけない」と説明したことで、振込め詐欺を疑い警察に通報した。署員への説明も二転三転したため行動を注視、孫からも「おばあちゃんがお金をもって電話している」と振込め詐欺を疑う電話があったので、女性に再び事情を聴き未然に防いだ。

 同署管内では昨年1年間で50件の振込め詐欺があり、被害額は約8350万円となっている。阻止は37件だった。「今振込め詐欺は昼夜問わず電話がかかってくる。留守番電話の設定を」と話している。

横浜信金保土ヶ谷支店
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