上星川駅前の温浴施設「天然温泉満天の湯」を事業傘下にもつ(株)モリヤマ(森山元明代表取締役)は地域貢献事業の一環として3月22日、保土ケ谷区と「災害時における支援に関する協定」を締結した。
同社では大規模災害を経験した人からのヒアリングで飲料水に加え、トイレなどに用いる生活用水の必要性を強く感じ、温浴事業で使用している自然水の活用を区に申し出たことで、今回の協定締結が実現。災害発生時を想定した温浴施設による生活用水を含む協定は市内で初めてだという。
協定では災害発生時に生活用水として使用することを想定した雑用水、飲料水、被災者等への入浴機会の提供、入浴の際のタオルなど消耗品の提供などが盛り込まれている。
森山氏は「弊社は水資源に恵まれている。これを活用し、有事の際に地域の皆様の安心につながれば幸い」と話し、菅井区長は「本当にありがたい」と話した。
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