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保土ケ谷区版 公開:2018年4月26日 エリアトップへ

「元気村」に10度目の春 児童56人が伝統農業体験

社会

公開:2018年4月26日

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鍬入れ式のようす(写真上)・菅井区長から区功労者表彰を受ける三村さん(同右)
鍬入れ式のようす(写真上)・菅井区長から区功労者表彰を受ける三村さん(同右)

 保土ケ谷区内に残る唯一の水田を利用して子ども向けの伝統農業体験教室などを行っている川島町の「ほどがや☆元気村」(泉俊郎村長)で21日、1年を通じ米や野菜作りを学ぶ「どろんこ教室」の開講式が行われ、小学生や関係者が鍬入れ式に臨んだ。

 「子どもたちに食と農の大切さを知ってもらおう」と始まった同所での稲作体験プロジェクトは10年目を迎える。この日の開講式には今年の教室に参加する小学生56人が参加。鍬入れ式の後、牛乳パックに「まんげつ」という品種のもち米の種をまく作業を体験した。

 牛乳パックは各家庭に持ち帰り育て、成長した苗を6月上旬に水田に植える計画。秋には収穫、脱穀、精米作業などを体験し、12月に「元気村米」を使い、つきあげた餅を味わう予定となっている。

水田の提供者に区功労者表彰

 フィールドとなる帷子川沿いの水田は区内唯一の稲作農家・三村敦夫さんが所有しているもの。「元気村」の取り組み趣旨に賛同し、600坪の田んぼのうち100坪ほどを毎年、子どもたちの稲作体験の場として提供している。この日の開講式では10年間にわたる協力に対し、菅井忠彦区長から「区功労者表彰」が贈られた。三村さんは「会を代表して頂いた賞。子どもたちが農業に関心を持つきっかけになれば嬉しい」と話した。

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