境木町にある介護老人保健施設「境木の丘」に勤める介護職員の佐合大介さん（47）。大学時代にアメリカへ留学し英語を学び、社会人では翻訳や取引先との英語でのやり取りなど語学を活かした仕事に従事してきた。
５年ほど前、身内の病気を契機に介護に興味を持ち「もっと理解したい」と介護職員初任者研修（旧ホームヘルパー２級）の講座を受け、介護業界に飛び込んだ。
職場では利用者の見守りや介助などの介護全般を担当。「現場では次々と起こる変化に戸惑うこともあった」と話すが、多くの人と接することで気づきを得られたという。「利用者からの『ありがとう』は前職ではなかった経験でとても嬉しいこと」と笑顔で話す。２年前には国家資格である介護福祉士を取得し、「さらなる成長を目指す」と前を見据えて話す。
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