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保土ケ谷区版 公開:2018年5月24日 エリアトップへ

横浜国大 230万円超える寄付集まる 1世紀前のピアノ修復呼びかけに

文化

公開:2018年5月24日

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国大に受け継がれるピアノ
国大に受け継がれるピアノ

 横浜国立大学(長谷部勇一学長)が大正期から所有しているドイツ製のグランドピアノの音色を復活させようと、インターネット上で出資者を集うクラウドファンディング(CF)の受け付けが5月18日に締め切られ、177人からの寄付を受け、目標額としていた130万円を大幅に上回る237万円を集めた。

 ピアノは同大学の前身となる横浜工業学校が開校して間もない1924(大正13)年に学生の課外活動用に7千円で購入。進駐軍による接収や火災による焼失危機を乗り越えながら、約1世紀に渡り引き継がれてきた。

 挑戦は「修理したピアノを見て、触って、聴くことができる権利」や「ピアノを演奏できる権利」といった返礼を受けることができる仕組みで3月末から寄付金の受け付けを開始。5月上旬に目標額に到達した。長谷部学長は「地元地域、卒業生・本学関係者などの多くの皆様にご支援いただき、誠にありがとうございました。支援金は貴重なピアノを最高の状態で後世に伝えていくための費用として有効に活用させていただきます」と話している。

 今後、5月末から8月末にかけて集まった寄付金を使い修理を施し、9月以降に支援者に対する返礼となるピアノの演奏会などを実施していく予定となっている。
 

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