黒電話に柱時計、ちゃぶ台に火鉢――。和田西部町内会(宇佐美勝彦会長)が6月2日(土)に「昭和」をテーマにしたイベント「街フェスタin WADA〜和田町おもいで万博〜」を開く。地区内から集まった100点ほどの懐かしの品が展示されるほか、昭和を感じさせる食事メニューなども提供される。
同町内会では3年前から委員会を立ち上げ和田町の歴史を編さんする取り組みを進めている。今回のイベントもその一環で、3月上旬から回覧板や地域内の掲示板を通じて地域住民らに昭和時代に使っていた生活民具の提供呼びかけをスタート。その結果、アイロンや電卓、8トラカラオケなど昭和世代の人々には思い出深い100点近い品々が寄せられた。
イベントを前に集まった品々を整理する関係者は「これはうちにもあった。懐かしい」「使ったことはないけれど、近所の家にはあった」などと話し、数十年前へのタイムスリップを楽しんでいる。宇佐美会長は「地域内にこんなにも多くの品が眠っていることに驚いた」と話す。
懐かしの「食」と「遊び」も提供
当日はこれらの品々や写真、歴史資料などが町内会館内に展示されるほか、隣接する和田一丁目公園では生バンドが昭和歌謡を演奏。昭和の雰囲気を盛り上げる中、駄菓子やすいとん、ナポリタンなどが提供され、横浜国立大学の学生が建てた3畳の和室ではお手玉など昔遊びを楽しむこともできる。イベントは午前10時から午後2時まで。問合せは宇佐美会長【携帯電話】090・1407・4440へ。
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