保土ケ谷区版 掲載号:2018年6月7日号 エリアトップへ

「市沢・仏向の谷戸に親しむ会」の観察会担当として長年にわたり活動を支える 河原 佳文さん 新桜ケ丘在住 65歳

掲載号:2018年6月7日号

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自然に親しみ未来へ残す

 ○…保土ケ谷区と旭区にまたがる広大な自然を守る活動を行っている「市沢・仏向の谷戸に親しむ会」に「自治会で活動していた時に誘われた」ことをきっかけに入会。草創期から自然保護のために草刈りやごみの清掃、動植物の観察会の企画を担当するなど、精力的に活動してきた。

 〇…富山県の生まれ。「オニヤンマやチョウチョウなどの昆虫を追って捕まえることに夢中だった」と田んぼに囲まれた豊かな自然の中を駆け回る活発な少年だったという。ただ、「スズメバチを捕まえようとしたら刺されてしまって、医者である祖父に診てもらうことも」と苦笑い。高校時代に入部した生物クラブでは水生昆虫の生態を調査。「見たことのない昆虫や幼虫がいて調べることが楽しくて」と好奇心旺盛だった青春時代を振り返る。

 〇…大学では歯科医である父を追い、歯学部を専攻。大学を卒業すると歯科医師となり、現在は旭区内で歯科医院の院長として活躍している。その傍らで消防団や自治会で防火防犯部長を務めるなど、長年にわたり地域活動にも熱心に取り組む一面ものぞかせる。「活動を通してさまざまな人と関わり、知り合えていくことが面白い。何かあった時にお互いに助け合える。だから元気なうちに必要とされれば嬉しいからどんどん貢献していきたい」と地域への思いを笑顔で話す。

 〇…「市沢や仏向の谷戸は生まれ故郷にはない多様な生物に溢れている」とその魅力を一つひとつを丁寧に考えながら話す。毎年6月にはホタルが飛び、見に来る人々を楽しませる。「光っているホタルを見て子どもが喜ぶのをみるとこちらも嬉しくなるし、これからも自然を守らなきゃと思うよね」。時折見せる温かな目で豊かな自然が残る地域を見守っていく。

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