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保土ケ谷区版 公開:2018年6月14日 エリアトップへ

保土ケ谷料飲喫茶協同組合 創立70周年を祝う 関係者ら約140人が出席

社会

公開:2018年6月14日

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式典のようす(写真上)と挨拶する宇積理事長(同下)
式典のようす(写真上)と挨拶する宇積理事長(同下)

 区内の飲食店を中心に構成される保土ケ谷料飲喫茶協同組合(宇積常道理事長)=人物風土記=が今年で創立70周年を迎えた。2日にはホテル横浜キャメロットジャパン=西区=で記念式典が開催され、組合員を中心に関係者ら約140人が節目を祝った。

 同組合は戦後間もない1948年に県内でも最も早い時期に発足。69年の県飲食業生活衛生同業組合の立ち上げに参加し、区内では保健所と連携し、食品衛生の講習会の手伝いや金融機関からの融資のサポート、区役所など行政からの情報を加盟店舗に情報共有を図るなど、衛生の管理・水準の向上や区民の食生活を長年にわたって支えてきた。

 記念式典は約140人が出席。宇積理事長は「長年にわたる組合運営にあたり、多くの組合員の支えがあった」と感謝し、「今後も組合員が安心して商売ができるよう、組織運営を強化していきたい」と話した。後半に行われた祝賀会ではピアノ即興詩人として活躍している、かわせひろしさんによるピアノ演奏なども披露され、会場の出席者はリラックスした様子で演奏を聴いていた。

80周年に向けて課題も

 同組合には現在約120店舗が加入しているが、高齢化が進み、関係者によると組合員数は全盛期の3分の1に減少しているという。「そのためにも区内で開業している若い世代を取り込んでいくことは急務だ」と宇積理事長は話す。また、衛生管理面においてHACCP(ハサップ)と呼ばれる原材料から食卓に出されるまでの各工程を管理する方法の勉強にも組合として取り組んでおり、「昨今食中毒問題で叫ばれている中で、組合全体で意識を変えていく事が重要だ」と話した。

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