保土ケ谷区版 掲載号:2018年6月14日号
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70周年を迎えた保土ケ谷料飲喫茶協同組合の理事長を務める 宇積 常道さん 西谷町在住 64歳

手をつなぎ飲食業の発展へ

 ○…今年で創立70周年を迎えた保土ケ谷料飲喫茶協同組合の理事長を2015年から務める。「節目を迎え、これからが新たなスタートだと考えている。80周年、90周年に向けて頑張っていかなければ」と引き締まった表情で話す。

 〇…福島県の生まれ。自宅の周りは豊かな自然に囲まれ、その環境下でなめこなどの山菜採りや、雪が3〜4メートル積もるという冬には「スキーや檜原湖が凍るとその上をスケートで学校に通ったり、ワカサギ釣りやかまくら作りなどを行っていた」。ゆっくり語る姿に物静かな人柄が垣間見える。小学6年生になると教諭の勧めでバレーボールを始め、高校までアタッカーとして活躍した。「バレーボールを通して仲間と連携する大切さや楽しさを学んだね」とその魅力を時折笑顔を見せながら話す。

 〇…高校卒業後、厚木市内の食品工場で勤務したのち、親類が星川で経営するそば屋で働いた。「当時、日本硝子の工場があって多くの人がいた」と日中は出前が中心。「教えてもらえる時間はなかなかないので、その合間をぬってそばの打ち方や天ぷらの揚げ方などを体で覚えていった」と振り返る。その後、1984年に独立し、西谷町に「上田屋」を開店。近隣の保育園でそば打ち体験教室を開くなど地域内での活動にも積極的に取り組む。店内貼られている園児からの寄せ書きに目をやり「いいでしょ」とほほえむ。

 〇…「組合を盛り上げるには若い人たちにも参加してもらって新しいアイディアの創出が必要不可欠。そのためにも我々役員が引っ張って行って、組合員がやりやすい形を作り出していく事が大切だ」。終始寡黙ながらも内に秘めたる熱い思いを持って今後も組合を盛り上げて牽引していく覚悟だ。

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