保土ケ谷区版 掲載号:2018年10月11日号
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日本オオカミ協会神奈川県支部の副支部長を務める 畑 俊一さん 西谷町在住 81歳

オオカミで自然を守る

 ○…「悪者」「怖い」。そんなイメージを持たれがちのオオカミに対する誤解と偏見を解き、日本における生態系のあり方を考えるために設立された「日本オオカミ協会」。10年ほど前に入会し、神奈川県支部の副支部長を務めている。「入会するまではオオカミというとやはり『怖い』というイメージがあったけど、入会してからは印象が変わりましたね」と柔和な表情で丁寧な口調で話す。

 ○…自然が大好き。小学校の時に疎開で栃木県の鬼怒川温泉で過ごした3年間、豊かな自然の虜となった。高校では生物研究部に入部。草木の採集などに没頭してきたという。大学では薬学を専攻し博士号を取得。企業で薬品の開発・研究に励む一方で、自然と触れ合うことも欠かさなかった。「自然と触れあうと一体になる感覚が生まれて人生や気持ちが豊かになる」と目を輝かせる。

 ○…大学時代にワンダーフォーゲル部に入部。それ以来、日本のあらゆる野山を長年にわたり、歩き続けている。「どこの山が好きかと聞かれても一言では回答できません」と登山で日焼けした肌をのぞかせながら笑う。80歳を過ぎた今でも月に4回程度、野山を歩くだけでなく、週に2回スポーツジムに通い、筋力維持の鍛錬に努めるなどますます意欲的だ。

 ○…「日本の山はさまざまな草木が生い茂っていて種類も豊富。だけど、ここ20年でシカなどの草食動物の影響で大きく変化してしまっている」と山の変化を自身の肌で感じ、危機感を感じているという。「シカを囲む柵や狩猟だけでは生態系のコントロールはできない」と一度日本で絶滅したオオカミの再導入の重要性を真剣な表情で語る。「課題も多くあるけれど、日本の自然を美しく残すためにもオオカミに対する誤解を解いていければ」

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