保土ケ谷消防団と西消防団、保土ケ谷消防署はこのほど、帷子小学校で震災対応訓練を実施し、総勢170人が参加した。消防隊及び近隣消防団との連携強化、震災時における顔の見える関係を築くことも兼ねており、両消防団が9年前から行っている。
大規模震災が発生した際に、消火栓が使用不能となった状態を想定したこの日の訓練では、河川や学校のプールなどの自然水利から火災現場まで複数のポンプやホースによる遠距離中継送水を行い、消火活動を行った。
両消防団の団員は人力で搬送できる可搬式消防ポンプ4基を帷子川から取水、2基を帷子小学校のプールから取水し、ホースを中継しながら6線6口の放水を実施した。
杉山哲昭保土ケ谷消防団長は「横浜市は今後30年以内に震災発生の確率が高いことから、消火栓が使用できない中、実際の自然水利等を利用して、消火活動が円滑に行われるよう消火技術を高めて欲しい」と話した。
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