保土ヶ谷小学校(小川克之校長)の「特別音楽クラブ」がこのほど行われた演奏、演出、集団行動など総合的な美しさを競うマーチングバンドの関東大会小編成部門で金賞を獲得し、3年連続で全国大会への出場を決めた。12月15日にさいたまスーパーアリーナで行われる全国大会で悲願の金賞獲得を目指す。
2001年に創部された同クラブは16年に初めて全国大会に出場し、銀賞を獲得、昨年は「もっと上の賞を」と金賞を目指して猛練習に励んだが、惜しくも銀賞に終わり涙をのんだ。
「今年こそは悲願の金賞を」。小学3年から6年生の部員約40人が顧問の内和俊教諭と小谷夕教諭の指導のもと、毎朝の早朝練習や水曜の放課後、土曜日の半日練習をこなしてきた。それだけでなく、一人ひとりが時間を見つけて個人練習を行ってきたという。
部長を務める中能梨里さんは「全国に行くという目標に向けて、先生に言われた事だけでなく、時間を見つけて練習し、気持ちや技術を高めていった」と自主性をもって取り組んだ事を明かし、小谷教諭も「大会出場にまで道筋をつけて児童一人ひとりが努力してきたことが大きい」と話した。
関東大会には全国の出場枠10枠を目指し、各都県から29団体が出場。同クラブは金賞を獲得しただけでなく、特別賞に該当する「市教育長賞」も2年連続で獲得した。副部長の萩原美緒さんは「決まったときはとにかく嬉しかった。全国では他の団体の分まで頑張りたい」と話した。
全国大会は12月15日にさいたまスーパーアリーナで行われる。副部長の石澤和花さんは「先生や保護者、地域の方々からも応援してもらっている。全国では楽しみながら実力を発揮して金賞を獲りたい」と決意を胸に話し、中能さんと萩原さんも大きくうなずいた。
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