保土ケ谷警察署とドローン協定を締結したJINSOKUTSUの社長 南 博司さん 法泉在住 54歳
「面白い」を仕事に
○…「緊張したけど、自分の仕事を地域に役に立てることが出来て嬉しい。一方で会社としての責任の重さも出てきたと実感している」。3月18日に保土ケ谷警察署とドローンを活用した協定の締結を終えた表情は充実感に満ちている。「ドローンについての知識やお話を広めていければ」と今後に向けて意欲的だ。
○…興味のあることはとことんつきつめていく。物心ついた時には「すれ違う車を言い当てるほど」車に夢中だったという。高校卒業後、自動車の専門学校に。「興味あることを学んで実践できて本当に楽しかった」と笑顔で振り返る。自動車の整備士として就職するも、部品の交換といった流れ作業の日々に「思い描いた仕事のイメージとかけ離れてしまった」と好きなことと仕事の両立の難しさを話す。
○…整備士から小売業などの仕事を経てドローンと出会ったのは3年ほど前。妻の茂代さんからテレビでドローン関係のスクールがあるという話が出た。「面白いじゃない」と一気に興味が湧き、新たなステージに躊躇なく踏み込んだ。苦労もあったが「ドローンの技術革新はとても早い。見るものがまったく未知の世界で非常に面白いしやりがいがある」と張りのある声で話す表情はとてもいきいきとしている。
○…趣味は映画鑑賞と読書。特に好きな作品は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ。「ストーリーがよくできているし、伏線もある。それに作中に出てきたものが現実になりつつある」とさまざまな作品を取り上げて話す姿に引き出しの多さをうかがわせる。「でも、今はドローンが面白い」とドローンの話をしだすと止まらない。「ドローンより操縦が難しいです」と隣に座っていた茂代さんの言葉に笑って頷く姿が微笑ましかった。
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