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保土ケ谷区版 公開:2019年4月11日 エリアトップへ

統一地方選市議選 齋藤氏がトップ当選 新人も2人が議席確保

政治

公開:2019年4月11日

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集まった支持者とともに万歳する齋藤氏
集まった支持者とともに万歳する齋藤氏

 現職と新人それぞれ4人が立候補し4月7日に投開票された横浜市会議員選挙保土ケ谷区選挙区(定数5)は公明党の現職・齋藤伸一氏(51)が1万4016票を獲得しトップ当選を果たした。新人では自民党の青木亮祐氏(42)が1万1720票、無所属の森泰隆氏(41)が1万324票を集め初当選。一方で現職の坂井太氏(51)は議席を失った。

 初当選以来5度目のトップ当選となった齋藤氏は4期16年の実績をアピールすると同時に相鉄線星川―天王町駅間の高架化を活かしたバス路線の再編成や保土ヶ谷駅東口のバリアフリー化などを訴え盤石の強さを見せた。

 午後11時50分過ぎに当選の報を受けた齋藤氏は事務所に集まった支援者とともに万歳。「普段からご相談いただくことに対してスピード感を持ち対応してきた。そこを評価していただいたのではないか」と話した。

 選挙期間中には党の大物議員が選挙区に入り応援を受けた自民党の新人・青木氏は「市域包括ケアシステム」推進などを訴え初めて議席を確保。今期限りでの市議からの引退を表明している森敏明氏を父親に持つ新人・森氏は労組などを中心とした組織戦を展開、初当選を決めた。共産党の現職・北谷眞利氏(57)はカジノ誘致の反対や中学校給食の実現などを訴え2度目の当選となった。最後の議席を確保したのは自民党の現職・磯部圭太氏(37)。徹底した行財政改革で財源を確保し、保土ケ谷から市民本位の政治を実行するなどと訴え3度目の当選となった。

坂井氏が議席失う

 過去3度の選挙は自民党からの出馬だったが、今回の選挙戦では自民党の公認を得られず無所属での戦いとなった現職・坂井太氏(51)は票を伸ばすことができず議席を失った。投票率は前回を0・58ポイント上回る42・33%だった。

県議選現職・高橋氏が3度目新人・望月氏が初当選

 2議席を争った県議会議員選挙は自民党の現職・高橋栄一郎氏(49)が3万4414票を獲得し3度目、立憲民主党の新人・望月聖子氏(49)が2万5967票を集め初の当選を果たした。保土ケ谷区選挙区では16年ぶりの女性県議の誕生となる。

 両氏以外に立候補予定者が現れず無投票の可能性もあった県議選だったが、共産党の新人・小澤睦夫氏(75)が3月中旬に出馬を表明。しかし盤石の強さを見せた高橋氏と女性視点からの施策を訴えた望月氏が議席を確保した。投票率は42・23%で4年前に比べ0・58ポイント上昇した。

知事選黒岩氏が3選

 同日に行われた神奈川知事選挙は現職の黒岩祐治氏(64)が約225万票と圧倒的な支持を集め、新人の岸牧子氏(62)に大差を付けて3度目の当選を果たした。

 保土ケ谷区内の得票数は黒岩氏が5万2155票、岸氏が1万7343票だった。

万歳する高橋氏(中央)
万歳する高橋氏(中央)

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