医療と介護の関係者が今年4月からの医療法改正を受け、連携強化を図ろうとこのほど、勉強会を行った。
今回の改正は、これまで運動器、脳血管疾患リハビリなどといった外来の医療保険でリハビリを受けている人のうち、要介護、要支援の認定を受けている人が一定期間を超過すると医療保険から介護保険に切り替わってしまうというもの。
こうした状況を受け、以前から交流を行っていた天王町にあるデイサービスセンター「動ing Day天王町」と峰岡町にある横山医院が医療と介護事業所の連携強化が必要だと勉強会を企画。区内の機能訓練型リハビリを行っているデイサービスに呼びかけた結果、9つの施設が応じ、今回の勉強会に至った。
この日の勉強会では医療法改正における現状をレクチャーしたのち、参加者同士で意見交換を行った。勉強会に参加した今井町のデイサービス虹の管理者、桑嶋美佐さんは「これを機会に横同士のつながりを強くしていければ。また違った視点で勉強ができればと考えている」と話した。動ing Day天王町の川原満隆さんは「相互理解を促進していく機会を作っていければ」と今後の勉強会の開催に向け、意欲を示した。
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