老朽化のため外来棟の建て替え工事を進めていた岩井町の聖隷横浜病院(林泰広院長)で7月4日、関係者らおよそ120人が集まり竣工式が行われた。16日から新棟での外来診療を開始する。
聖隷横浜病院は2003年3月に国立横浜東病院から経営移譲を受け開院。旧外来棟は国立病院から引き継いだ74年に竣工した建物で建築から40年近くが経過し、老朽化してきたことから12年から建て替えについて検討が進められ、16年春に着工した。
新外来棟は地下1階地上4階の鉄筋コンクリート造りで免震構造を採用。大地震発災時の被害を最小限に抑え、継続的に医療活動を行えるようになる。旧外来棟に比べ診療室数が18室増え、透析ベッド数も増える。
救急診療機能の充実もポイントのひとつとなる。手術室の数が1室増え、時間外診療も受け付け、急性期病院としての役割を強化するほか、ドック・検診室の拡充も図られる。
この日の竣工式で列席者を前にあいさつに立った社会福祉法人聖隷福祉事業団の山本敏博理事長は「これだけ多くの方にお集まりいただいたということは、大きな期待と捉えている。地域共生社会の実現するため、医療を充実させ、地域に信頼され、必要とされる病院であり続けたい」とし、「次は入院棟と薬局部分の改修に着手したい」と決意を語った。
新外来棟では16日(火)から診療を開始する。
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