帷子町にある地域交流施設「帷子番所」がこのほど、地域の歴史への理解を深めるための研修会を行った。
2017年12月に完成した同番所は地元の老人会と自治会が日替わりで当番を務め、地域住民の交流だけでなく、江戸時代から宿場町として栄えた保土ヶ谷宿を訪れる観光客に対して宿場の地図の配布や室内に展示されている資料の説明をしている。「来訪者に少しでも充実した対応ができるように」と同所では地域に対する理解を深めようと研修会を定期的に開催している。
7月に行われた研修会では元保土ケ谷区長の金子宣治さんが横浜の歴史について講義。中でも1908年に白船(アメリカ大西洋艦隊)が来航したことについて触れると、参加者からは「黒船じゃ無いの?そんな歴史があったの」などと驚きの声が上がった。
研修会を主催している八ッ橋良光さんは「とても自由な雰囲気で研修会を行っているので、地域の歴史に興味のある人はぜひご参加を」と話している。次回の開催は10月で「御縁場横町と金沢鎌倉道」というテーマで予定している。同研修会に関する問い合わせは市野屋商店【電話】045・331・8787へ。
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