保土ケ谷区版 掲載号:2019年9月12日号 エリアトップへ

西久保町で裂き織のアトリエ教室を開いている 咲き織 順子さん 月見台在住 72歳

掲載号:2019年9月12日号

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裂織のもたらす出会いに感謝

 ○…西久保町で着物などの古布を裂いて織り込み、新たな衣服や生活用具に再利用するアトリエ教室を開業。教室に通う30代から80代までの幅広い世代の人々に裂き織の持つ素朴であたたかな素材感の魅力を伝えている。「参加者たちが嬉々として通って織っているようすを見て『織姫の血が流れているのかな』」と目を細める。

 ○…横浜市西区の生まれ。高校卒業後、「ものづくりに携わる仕事に」と田中千代服飾専門学校に進学。洋裁とデザインを学んだ。卒業後、企業に勤めたのちフリーのデザイナーに。「山本寛斎さんの持つ自由で遊び心あふれる作風に刺激を受けて」と青山通りに自身の店を構え、デザインした服を販売した。しかし、その後体調を崩し業界から退くことに。「若いから自身が何を求めているのか分からず、追われてしまっていたのね」と当時を静かに振り返る。

 ○…結婚、出産などを経て裂織に出会ったのは40代後半。カルチャーセンターで行われた裂織教室に参加。「自身の小さいころに着た着物からもう1回着る服によみがえる」ことに驚きと感動を覚え、虜になった。その後は独学でさまざまなものを織ってきた。「自身の中で織り遊んでいたからこそ自由に想像し、織れる。ああしたい、こうしたいという発想が次々出てきて止まらない」と話す言葉にエネルギーや充実感に満ち溢れている。

 ○…9月14日から横浜そごうで行われる作品展「咲き織展」は今年で23回目を数える。「またこの時期、祭りが来たなという感じ。年に1回の生徒と私の発表の場だから」と開催準備に向け多忙な毎日だが、「織は身近に楽しめるもの。思い出の着物が織られることでどう変わるのか、変身ぶりを楽しんでくれれば」と優しい笑みを浮かべる。
 

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