保土ケ谷区版 掲載号:2019年9月19日号 エリアトップへ

シニアボランティア事業 10年で登録者10倍に マッチングに課題も

掲載号:2019年9月19日号

  • LINE
  • hatena
施設利用者を楽しませるシニアボランティア
施設利用者を楽しませるシニアボランティア

 高齢者がボランティアをした際にポイントが得られ、換金や寄付ができる「よこはまシニアボランティアポイント事業」が10月で10年を迎える。登録者は2万人を超え開始直後の10倍になった一方、施設と活動者のマッチングに課題があることがわかってきている。

 2009年10月に政令市で初めて導入された同事業。高齢者がボランティア活動を通して生きがいを得て、健康づくりや介護予防につなげることが目的だ。10年3月に2000人程度だった登録者数は現在2万人超。昨年は約半数の1万707人が実際に活動した。

 受け皿は高齢者施設や地域ケアプラザ、病院など。職員の補助や調理、レクリエーションなど趣味や特技を生かした活動ができる。1回の活動ごとに200P(ポイント)が得られ、年間で8000Pを上限に、1P=1円で換金できる。市内で民謡披露を通したボランティアを行う中島鷗舟さんは「必要な道具の購入ができ、活動に弾みがつく」と話す。

 市健康福祉局は「活動を行うための必要な研修は施設が独自に開催できるため、すそ野が広がりやすい。ボランティア受け入れ施設数も拡大し続けている」と登録者が増えている理由を分析する。

地域で独自の取組み

 戸塚区のある施設担当者は「利用者に向けた唄や楽器演奏など趣味を生かしたボランティアが多い。楽しませてくれてありがたい」と話す。一方で活動者からの声として「施設に直接申し込むのは敷居が高く感じられ、ちゅうちょする」といった声があるという。高齢化問題を調査する国際長寿センター(東京都)の担当者は「ボランティア経験のない人には、適した活動につなげるコーディネーターの存在が求められる」と説明。登録者数に対して活動者数が半数に留まっている要因の一つがそこにあるようだ。

 この課題に対し港北区社会福祉協議会では、区内地域ケアプラザと連携し昨年11月、独自の研修会を実施。施設が求めるボランティアを紹介するなどマッチングの場をつくった。「55人が参加し3分の1がボランティア未経験者。『一歩踏み出すきっかけになった』という声もあり、今後も継続したい」と話す。
 

葬儀の事前相談もお任せください

横浜市西区の直葬、家族葬斎場・ラステル久保山 個室面会室付きでアクセスも良好

http://004400.jp

<PR>

保土ケ谷区版のトップニュース最新6

「稼げる」情報に落とし穴

「稼げる」情報に落とし穴 社会

5年で相談件数約10倍

12月5日号

暦挿絵に障害者の力作

偕恵いわまワークス

暦挿絵に障害者の力作 社会

テーマは「私の好きな人」

12月5日号

ボッチャの魅力発信

保土ヶ谷小4年1組

ボッチャの魅力発信 教育

PTA主催のイベントで体験会

11月28日号

J1復帰決まる

横浜FC

J1復帰決まる スポーツ

2007年以来13年ぶり

11月28日号

青染めで昇格後押し

サッカーJ2横浜FC

青染めで昇格後押し スポーツ

最終戦で1万人にシャツ配布

11月21日号

地域特性の坂道に着目

保土ケ谷区福祉保健課

地域特性の坂道に着目 社会

健康ウォーキングマップ刊行

11月21日号

環境絵日記で優秀特別賞

瀬戸ヶ谷小6年安藤さん

環境絵日記で優秀特別賞 社会

「つながり」をテーマに描く

11月14日号

あっとほーむデスク

  • 12月5日0:00更新

  • 11月21日0:00更新

  • 8月15日0:00更新

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年12月5日号

お問い合わせ

外部リンク