市資源リサイクル事業協同組合が夏休みに市内の小学生を対象に募集している「環境絵日記」の優秀特別賞がこのほど発表され、瀬戸ヶ谷小学校6年の安藤爽さんが「選考委員特別賞」を受賞した。
「環境絵日記」は、環境問題や環境保全について、子どもたちが家庭で話し合ったことや自分で考えた内容を絵と文章を組み合わせ「絵日記」として表現するもの。20回目の節目を迎えた同日記の今年度の募集テーマは「みんなでつくるSDGs未来都市」。市内から1万5314人の児童からの応募が寄せられた。
安藤さんが書いた作品の題名は「つながる、かかわりあう〜自然豊かなヨコハマになるまでの一歩〜」。開発が進んでいくと、自然や動物のつながりが失っていく話を学校の授業で聞き、「自然を大切にし、共生できる世界になれたら」と考え、SDGsの事を調べながら1週間ほどかけて製作。絵には生命活動の源となるプランクトンから魚介・鳥類をはじめ、擬人化された草や葉が腕を組むようす、国際都市横浜をイメージして様々な人種など、「すべてがつながっている」ことに重点を置き水彩絵の具で色彩豊かに仕上げている。
小学生の最後に念願の受賞
受賞を受けた安藤さんは「小学校4年から環境絵日記に応募し続けてきた。小学生最後の年で念願が叶い嬉しかった」と3度目の正直に笑顔。「母が植物を育てるのが好きで、今では自身も庭に花を植えて育てている。これからも自然との共生を大切にしてきたい」と話した。同小学校の横張由香子校長は「今の気持ちを大切に成長してもらいたい」と安藤さんの絵を前に目を細めながら話した。
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