上星川の温浴施設「天然温泉満天の湯」では今年も冬至の日となる12月22日(日)に「みんなでつくるゆず風呂」と銘打った企画を実施する。「地域住民からゆずを譲り受け、黄金色の風呂を楽しんでもらおう」という取り組みで、18日(水)から21日(土)まで、ゆずの提供を受け付けている。
リラックスや血行促進などの効果があり冬至に入ると無病息災で長生きできると言い伝えられているゆず湯自体は2005年の開業当初から行っていたが7年前、利用者の一人から自宅で収穫したゆずの提供を受けたのを機に「地域参加型で風呂を楽しんでもらえたら」と始まった取り組みで、回を重ねるごとに提供料は増加。昨年は1千kgを超えるゆずが集まり、浴槽を埋め尽くすほどのゆず湯が完成し、イベント当日は多くの来店者が家庭の風呂とは一味違った豪華な季節行事を堪能した。
久下沼伊織常務取締役は「今年の冬至は日曜日ということもあり、例年にも増して賑やかなゆず風呂にできれば幸いです。ぜひ多くの方に地域の皆さまと創り上げた香り豊かなゆず風呂をお楽しみいただければ」と話している。
提供を希望する人は募集期間中に店舗に直接持参する。宅配・引き取りは不可で、提供者特典として2kg(端数切捨て)ごとに、同施設の入浴招待券が1枚進呈される。
問い合わせは同施設【電話】045・370・4126へ。
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