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岩間地区まごころホルダー 徘徊や急病に備え 「命を守るお守りに」

社会

掲載号:2020年3月5日号

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登録を済ませると交付されるキーホルダー
登録を済ませると交付されるキーホルダー

 岩間地区の17自治会町内会では、地域の高齢者や障がい者が行方不明などになった際の身元確認に、地域ケアプラザの連絡先などを記載したキーホルダー「まごころホルダー」の活用を始めている。

 キーホルダーは、あらかじめ緊急連絡先などを登録した原則65歳以上の高齢者に身に付けてもらうことで、道に迷ったり、体調を崩すなどして、保護や救急搬送などが必要となった際に役立てようと一昨年10月からスタートした。

 樹脂製で手のひらに収まるサイズのキーホルダーには、登録者に割り振った番号と、ケアプラザの連絡先が記載されている。万が一の際は、連絡を受けたケアプラが登録番号から身元を照会し、家族などにつなげる仕組みだ。

約600人が登録

 近年、全国各地で認知症の人が身元不明になるケースが多発している。こうした事態の対応策として、期待される「まごころホルダー」の登録者数は徐々に増え始め、600人に迫るという。

 これまでの所、キーホルダーで身元を照会する事案は発生していないが、関係者は「キーホルダーは『お守り』です。持つことにより地域とのつながりが強くなる。家族と自分の安心にもつながる」と話す。

課題は浸透度

 登録を希望する高齢者が増える一方で今後、課題となるのが地域住民への浸透だ。「キーホルダーの存在を地域の方々に知っていただけなければ、いざという時に活用されず意味をなさない。イベントなどを通じてPRに力を注いでいきたい」と関係者は話している。

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