花を通じて街や人を明るくすることを目的に上星川周辺に暮らす住民が立ち上げた市民団体、上星川レジデンス(高野香織委員長)の「上星川グリーンアッププロジェクト」が、環境活動に功績があったとして、「横浜環境活動賞」で実践賞を受賞した。
横浜環境活動賞は、地域で様々な環境活動を積極的に行っている企業や団体、学生を市が表彰するもので、今年で27回目。今回は市民の部、企業の部、児童・生徒・学生の部などで計19団体が受賞した。
きっかけは母娘の想い
同団体の発足は5年前。区域内のマンションに移り住んで間もない、高野委員長と母・上田智子さんの「街を花でいっぱいにしたい」という想いからはじまった。当初は親子二人ではじめた活動だったが、近隣住民を中心に賛同者を集め、現在の会員数は58人。花の手入れやハンギング・バスケットの設置などを通じ、上星川駅周辺や東川島町、西谷町の地域緑化や「住民同士の会話がはずむ街づくり」を推進している。
ハンギング・バスケットは、時期や気候に合わせて品種を変え、地域から花を絶やさない工夫をする。「花の手入れをしていると、挨拶だけでなく、品種についての質問など声をかけていただける。地域にコミュニケーションが生まれていると実感する」と高野さん。花を飾ることで、道のごみが減るなどの効果も感じるという。
今後は「地域の子どもたちに花の魅力をPRしていきたい」と話した。
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