犯罪被害防止を呼びかけることを目的として、区内在住・在勤・在学の人を対象に区が募集していた「第6回ほどがや防犯川柳コンクール」の入賞作品11点が、このほど発表された。
小中学生の部では「振り込め詐欺」「こどもの安全」など、一般の部では「振り込め詐欺」がテーマ。両部あわせて745句が寄せられた。
最優秀賞に選出されたのは、川辺町在勤の扇浩一郎さん=人物風土記で紹介=の作品「ちょっと待て カード預かる それは詐欺」。同作品は振り込め詐欺の中でも、急増している「キャッシュカード手交型詐欺」をテーマにした。
キャッシュカード手交型詐欺は、自宅にやってきた警察官や金融機関の職員等を名乗る犯人が、カードをだまし取ったりすり替えて、口座から現金を引き出す手口。
扇さんは「区内の振り込め詐欺の被害が1件でも減少すれば、との想いで考えた。不審な電話がかかってきたときにパッと思い浮かぶ句になってほしい」と話した。その他の受賞者と作品は以下の通り(敬称略)。
【小中学校の部】
▽警察署長賞/鈴木杏奈「きけんだよ スマホ見ながら 歩かない」▽防犯協会長賞/嶋村二樹「パスワード 安易に人に 教えない」▽区長賞/匿名希望「振り込むな カードを渡すな 信じるな」▽佳作/石澤和花「地域の輪 広げて守る 登下校/匿名希望=SNS 優しい言葉 注意して」
【一般の部】
▽警察署長賞/熊田松雄「留守電に しててよかった サギ予防」▽防犯協会長賞/野口順子「留守電は 被害を防ぐ 防波堤」▽区長賞/犬飼徹雄「詐欺犯は カードを自宅に 取りに来る」▽佳作/猿田照代「電話での 金の振り込み サギの声」/鈴木秀典「甘い声 非通知ナンバー 変ですよ」
|
<PR>
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>