緊急事態宣言の解除に伴い、臨時休校となっていた横浜市立小・中・高等学校、特別支援学校が、6月1日から段階的に再開された。星川小学校(小西俊光校長)は登校再開にあわせ、正門にある藤棚に「まってたよ」とメッセージを貼り、児童らを迎えた。
メッセージは「久しぶりに学校に来る児童らのために何かしてあげたい」との思いから、養護教諭の藤平沙希さんが発案し、児童支援専任教諭の石井陽子さんが作成。正門を入ってすぐのところにあり、「歓迎」という花言葉をもつ藤の花に「まってたよ」とメッセージを貼って、約3カ月ぶりに登校した児童らを迎えた。
児童はマスクをつけて登校。藤棚に貼られたメッセージを見て「『まってたよ』って書いてある」と声を弾ませる子どもの姿もあった。
同校では感染リスクを軽減するために、出席番号をもとに2グループに分けての分散登校や短縮授業を行うほか、校内の消毒、換気、席の間隔を空けるなど対策を施し授業を再開した。
校歌で「手洗い」
同校では2016年に校歌をアレンジして「手洗いソング」を作っていた。最近は歌っていなかったが、新型コロナウイルスの流行を機に児童らに紹介。正しい手洗いの方法を指導しているという。小西校長は「児童らの健康を第一に、安心安全な学校生活が送れるよう指導していきたい」と話した。
段階的に再開
市立学校では、6月30日まで分散登校や短時間授業を実施する。部活動の再開は7月以降になる予定。また夏季休業(8月1日〜16日まで)、冬季休業(12月27日〜1月5日まで)、学年末休業(3月27日〜31日まで)の短縮も検討しているという。
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