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保土ケ谷区版 公開:2020年7月16日 エリアトップへ

2020年度の会長として神奈川県弁護士会の舵を取る 剱持(けんもち) 京助さん 保土ケ谷区出身 58歳

公開:2020年7月16日

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自治に誇り、襟正す

 ○…「基本的人権の擁護と社会正義の実現」が弁護士の使命。その実現のため、弁護士会は権力から独立した「自治」が士業で唯一認められており、その自治に誇りを持つ。約1700人におよぶ全国有数の弁護士会のトップとして「きちんとやっていかなければならい」と襟を正した。

 ○…任期は1年。「何か始めようとすると、形になる前に終わってしまう」と指摘し、「業務の要不要を整理するきっかけづくりができたら」と話す。4月1日に船出した新執行部だが、新型コロナの影響は必至。接触を避けるために活動場所をフロアで分け、またビデオ会議なども導入。「今までのやり方でなくてもできることが分かった」と気づきも得た。

 ○…保土ケ谷区出身。生家は西区との境にある松原商店街のすぐ近くだった。市立桜丘高校で学び一橋大学法学部に進む。一旦は官僚(農林水産省)として霞ヶ関で働いたが、「机上での仕事より、生身を相手にしたい」と、1年たたずに辞め、司法試験を受け始めた。そして4回目の挑戦で見事合格。福井で1年半ほど修習生活を送り、小田原の法律事務所に所属することに。それ以来27年にわたり、一般民事を扱う「マチ弁」として活動してきた。

 ○…子どもの頃は釣りに熱中、埋立て前の金沢区の海をはじめ県内の海岸線はほとんど制覇したという。「朝型」と自称し、夜明け前のウォーキングが気分転換に。4月以降は大磯の自宅と中区の弁護士会館との往復が続く。「(弁護士会以外の)自分の仕事は1割程度ですかね」とはにかんだ。会は今年で創立140年。その節目の会長として「歴代の想いを受け継ぎ、業務の合理化に踏み込んでいきたい」と10年後の大きな節目を見据えた。

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