保土ケ谷区内に残る唯一の水田でも稲が順調に育ち、黄金色の絨毯が秋の訪れを告げている――。例年、この水田の一部では子どもたちが農業体験をする取り組みが展開されているが、今年はコロナ禍のため、関係者が6月中旬に宮内庁の「お田植え式」でも用いられるもち米「まんげつもち」の苗を植えていた。大切に育てられてきた稲はしっかりと実り、10月3日には子どもたちも参加し稲刈り作業が行われる予定だという。
水田を所有する三村敦夫さんによると、高度経済成長期を境にそれまで区西部域を中心に広がっていた田園風景は昭和40年ごろから、減少の一途を辿り、2000年を迎えるころには、三村さんが所有する帷子川沿いのこの水田が区内唯一の田んぼとなったという。
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