相鉄グループ3社((株)相鉄アーバンクリエイツ・(株)相鉄ビルマネジメント・相模鉄道(株))と保土ケ谷区がこのほど、連続立体交差事業が進められている星川駅から天王町駅周辺の魅力的なまちづくりを推進するため協定を結んだ。
連続立体交差事業では2017年春に下り線、18年秋に上り線の高架化が完了し、区間内にあった9カ所の踏切を撤去。踏切による交通渋滞の解消など地域交通の円滑化につながった。
鉄道の高架化や周辺道路及び星川駅南口交通広場などの整備、高架下活用の検討など、まちが大きく変化しようとしている中、区は区民・事業者・行政が連携・協働し、地区の魅力向上を図るためのまちづくりの基本的な考え方を示した「星川駅周辺地区総合的なまちづくりガイドライン」を昨年末までに策定した。
今回締結された協定はこのガイドラインの趣旨に沿い、利便性が高く魅力あふれるまちづくりを推進することを目的にしたもの。取り組み事項として「地域資源の活用などを通したまちの新たな魅力づくり」「さまざまな主体による地域交流や地域活動の持続的な推進」「多世代、多文化、働き、学び、暮らしの安全安心などに関する活動」「暮らしを支える拠点の形成」などが示されている。
動画で魅力発信
今後は地域活動団体、学校などさまざまな主体に参加してもらい、イベントなどを通じて地域交流や地域活動の推進を進め、街の機運を盛り上げる取り組みを展開していく方針。今年度は動画による魅力発信や周辺小学校と連携した取り組みを進める計画だという。
周辺道路や星川駅南口の広場は2022年度の供用が開始される予定となっている。
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