県政報告 人に寄り添う政治に! もちづき聖子
緊急事態宣言が延長されました。感染者数は減ってきたもののまだ油断はできません。2月からは県議会の定例会が始まります。もちろんコロナに対する施策について議論しますが基本になるのは皆様から頂いている声です。
「飲食中心の支援策は必要だと思うけど、それ以外もコロナの影響を受けているのに何も支援されないの?」「大学生の退学者が増えていると聞くけど大丈夫?」「元々午後8時前の営業なので飲食に関する支援金は受け取れないけど、昼も外出自粛でさっぱりお客様が来ないので廃業するしかない」「自殺者が増えているようだけどフォローは?」
本会議での代表・一般質問、常任委員会なども予定されていますので次回のタウンニュースでまた報告させてください。
【私の基本姿勢とは】
振り返ると幼い時から近所の屋敷の縁側に座って高齢のご婦人と話し込んだり、また学生の時には心のやり取りをする文通を朝から夜までしたり、社会人になってからは幼稚園の先生として保護者と時間をかけてとことん納得いくまで続く対話を重ねてきました。
たくさんの時間を、対話することに注いできた私には今時間が足りないぐらい話したい人たちがいます。
政治に携わると今まで繋がりのなかった人達からも多くの声を聞かせてもらう機会が増え、時間が許す限りどんな言葉も真剣に受け止めて一緒に解決策を考えていこうと思っています。
今やらなければいけないことは行き場のない人に寄り添うことだと感じているので、対話をすることを苦痛に思ったことはありません。
かつて、一人の子どもの成長を援助する者としてほかの人の3倍、4倍の時間をかけて聞き取りをしてきたことが今の自分の財産になっています。それを糧として日々次々に頂く相談に対応しています。
いろんなことが複雑で何のために生きるのか?なんで生きているのか?と意味を見出せない。そんな人が増えていることを危惧しています。
何度も伝えていきたいのは、命ある限り、生まれてきたこと自体に意味があって、社会のルールを守ることを前提として、自分だけの物差しがあってもいい、自分だけの価値観で生きてもいいということです。
この一年は、会話のできる機会が激減し、今までの地域活動が寸断された一年になりました。
リモートであったとしても、お互いに心の交流を作っていくことが大切だと強く思っています。
【成人式で思うこと】
コロナの中での横浜市の成人式はマスク着用の厳戒体制の下、たった30分で終わりました。
2000年4月から01年3月生まれの子どもたちが新成人になる20年後の成人式がこのような事態になるとは親の一人である私も考えもしませんでしたが、当事者である若者の当日までの葛藤や悔しさ、またその中でも明るく振る舞う姿を身近に感じました。
この時代を正面から受け止め、ともに生きる仲間を大事に工夫と知恵を活かして乗り越えて欲しいと私もエールを送り続けます。困難に打ち克つための重要なことは政治への参加、まずは選挙で投票をしていくということ、そして政治家と社会で担うべきことについて会話を重ねていくこと、ぜひお話ししましょう。
【コロナについて】
約1年コロナに関わって思うことは、今後しっかりとした検証のもとに、精緻なマニュアルの作成です。私は今後コロナ級の感染症が再度襲来した場合は、十分な補償を前提として1か月間、人の動き、経済活動、外交活動、一切を止める事を基本としたマニュアルの作成が必要だと思っています。皆様のご意見をお聞かせ下さい。
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