園児が義援金集めに一役
霞台保育園 能登半島地震受け、市に寄付
3月28日
保土ケ谷区内で2つの幼稚園などを運営する学校法人初音丘学園(渡邉啓一理事長)がバレンタインデーを翌日に控えた2月13日、認可保育園ピッコリーノでビデオ会議システム「Zoom」を利用して親子を対象に料理教室を開いた。定期的に園庭を開放するなど、地域の子育て世帯を支援する取り組みを展開する同学園では、食育活動にも力を注いでいる。料理教室は「地域の子育て家庭に対して新たな交流の場、子育て支援の場を提供しよう」と今年度から始まった取り組みで今回が3回目の開催。コロナ禍でなければ保育園に集い、調理後は子どもたちは園庭で遊び、保護者は日ごろの悩みを語り合うなどする計画だった。
学園に通う園児や地域に暮らす15組の親子が参加したこの日の教室では園の管理栄養士らが調理指導にあたり、さつまいもを使ったココア風味の菓子に挑戦。加熱した芋をつぶし、ココアパウダーと牛乳、砂糖、塩などを混ぜ合わせた生地をひと口大に丸め、最後にココアパウダーをまぶし完成した「さつまいもトリュフ」を子どもたちは1つ試食すると笑顔に。多くの子どもたちが心を込めて作ったトリュフを父親や兄弟にプレゼントすると話した。
料理教室終了後には「食に関する相談会」を開催。偏食や塩分の摂取過多などの悩みに対し、アレルギーで悩む人たちの自助力アップや共助の輪を広げる地域コミュニティーづくりを目指して活動している団体「よこはまアレルギーラボ」のメンバーらが「成長曲線の中に入っていて、元気に育っていれば大丈夫。大らかに見守って」「材料を茹でることで減塩になる」など、保護者に寄り添いながらアドバイスを送った。
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