保土ケ谷区内で2020年に発生した、救急出場件数(速報値)がこのほどまとまった。救急出場件数はこれまで最多だった前年を552件下回った。
横浜市消防局の発表によると、横浜市内の救急出場件数は19万4639件で、前年比1万7756件の減少。保土ケ谷区内でも、1万817件で前年比552件減少した。
区内の出場件数は2010年に過去最多を記録して以降、毎年増加の一途をたどっていたため、9年ぶりの減少となった。市内の事故種別としては全て減少しているものの、特に交通事故の減少率が14%と高くなった。
区内は一般負傷が「増加」
市内ではすべての事故種別において減少が記録されている一方、区内では住宅内での転倒・転落、やけど、熱中症などが該当する「一般負傷」は増加している。保土ケ谷消防署は「救急出場全体の5割を占めるのが高齢者。高齢者は自宅でのケガが多いので、玄関マットやこたつのコードでの転倒しないように、ケガの予防や予防救急を引き続き広報していきたい」と話した。
#7119の活用を
救急出場件数は今後さらに増え続けると予想されている。同署は「救急車を呼ぶか迷った場合は『#7119』の救急相談センターへ電話をするか、市HPの救急受診ガイドを利用してください」と救急車の適正な利用を呼び掛けている。
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