保土ケ谷区役所前の広場に2月26日、使い終わった食用油を資源として活用することで、温暖化対策につなげようと廃食油の回収ブースが特設された。地場野菜を販売する朝市に合わせて行われた企画で、地域課題の解決に向け、区民主体で協議する「保土ケ谷区民会議」と区の共催。この日は1時間ほどで約25人が油を持参し、40リットルほどが集まった。
集まった油は廃油を環境に優しい燃料へ変え、ディーゼル自動車や発電機などに活用する事業を展開してる「信愛エナジー合同会社」(泉区)が回収。精製作業を経て、クリーニング店やビニールハウスのボイラー燃料、インクの材料などとして再利用されるという。ブースを訪れた70代の主婦は「普段は固めて捨てていた。こういった回収拠点が近くにあると、エコ活動に参加できてありがたい」と話した。
区民会議では今後、5月に開催される朝市の会場でもブースを設置し、廃食油の回収を進める方針だという。
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